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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana) ・ 州 : [す, しゅう] (n) sandbank
スタンフォード(Stamford)は、アメリカ合衆国コネチカット州南西部、フェアフィールド郡に位置する都市。ニューヨークの中心部から北東へ約57kmに位置している。人口は122,643人(2010年国勢調査)で、ブリッジポート、ニューヘイブン、ハートフォードに次ぐ同州第4の都市である。ブリッジポートと共に形成している都市圏はフェアフィールド郡1郡からなっており、人口916,829人(2010年国勢調査)を抱えている〔American FactFinder . U.S. Census Bureau. 2011年.〕。 スタンフォードは治安が良く、マンハッタンから車で45分-1時間程度の通勤圏に位置していることから、ニューヨーク日本人学校を有する西隣のグリニッジや全米有数の高級住宅地として知られるニューカナーンと共にニューヨークの衛星都市として発展している。立地条件の良さから、スタンフォードに本社を置く大企業も数多い。2005年には、スタンフォードはユナイテッド・ステーツ・リビング誌(''United States Living'')の投票で「最も住みやすい都市」に選ばれた。 ==歴史== 古くは、ネイティブ・アメリカンたちの間ではこの地はリッポワム(Rippowam)と呼ばれていた。ヨーロッパ人が入植してからもしばらくはこの名で呼ばれていたが、やがてイングランド・リンカンシャー州の同名の町にちなんでスタンフォードと改名された。1640年7月1日、入植者側のターナー大尉とネイティブ・アメリカンのチーフ・ポニュスとの間で証書が調印され、入植者はコート12着、鍬12本、まさかり12本、めがね12着、ナイフ12本、鍋4個、ネイティブ・アメリカンが当時貨幣として用いていた貝殻製の玉4尋と引き換えに、スタンフォードの土地を購入した。その後も何度か交渉が行なわれ、1700年、ついにネイティブ・アメリカンは多額の金を受け取って土地を入植者に明け渡した。 初期のスタンフォードにおける主産業は海岸線沿いで行なわれた商業であった。スタンフォードがニューヨークに近かったため、商業で入植地を成り立たせることが可能だったのである。 19世紀後半に入ると、ニューヨークの住民たちがスタンフォードの海岸線沿いに夏の別荘を建てるようになった。また、スタンフォードに移住し、マンハッタンに通勤する者も出てきた。時代が下るにつれて、スタンフォードは別荘地としてよりも住宅地としての人気が高まっていった。人口も増加し、1893年、スタンフォードは正式な市になった。 変わったところでは、スタンフォードは電気カミソリ発祥の地でもある。1940年頃、アトランティック通りに社屋を構えていたシックは1,000人を超える従業員を雇っていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「スタンフォード (コネチカット州)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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